人体の構造と働き(4)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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人体の構造と働き

呼吸器系
・呼吸器系は、呼吸を行うための器官系で、常に外気と接触しているため、いくつもの防御機構が備わっている
上気道
1)鼻腔
・鼻汁:粘液分泌腺から分泌、常に少しずつ分泌されている
・リゾチームが含まれ、気道の防御機構のひとつになっている
2)咽頭
・口腔から食道に通じる食物路と呼吸器の気道とが交わるところ
・消化管と気道の両方に属する
・後壁には、リンパ組織が集まってできた扁桃があり、免疫反応が行われる
3)喉頭
・咽頭と気管の間にある軟骨に囲まれた円錐状の器官で、発生器の役割もしている
下気道
4)気管
・気道が左右の肺に分岐するまでの部分
5)気管支
・肺の中で、複数に枝分かれしている部分
・末端は球状:肺胞→この壁を介して、血液中の二酸化炭素と吸気中の酸素とのガス交感が行われる
6)肺
・筋組織はなく、自力で膨らんだり縮んだりすることができない
・横隔膜や肋間筋によって拡張、収縮して呼吸運動が行われる
循環器系
・循環器系は、体液(血液やリンパ液)を体内に循環させ、酸素、栄養分等を全身の組織へ送り、老廃物を排泄器官へ運ぶための器官系である
・心臓、血管系、血液、脾臓、リンパ系からなる
・血管系は、心臓を中心とした閉じた管(閉鎖循環系)で、リンパ系はリンパ毛細管が組織の中に開いている(開放循環系)

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2021.06.07 05:00 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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