
人体の構造と働き
循環器系
血液
1)血漿
グロブリン
・その多くが、免疫反応において、体内に侵入した細菌やウイルス等の異物を特異的に認識する抗体としての役割を担う
脂質
・中性脂肪、コレステロールなど
・水に溶けないので、タンパク質と結合してリポタンバク質として血漿中に存在する
2)血球
赤血球
・血液全体の薬40パーセントを占める
・赤い血色素(ヘモグロビン)を含み、酸素を全身に運ぶ
・ヘモグロビンの生合成には鉄が不可欠で、不足すると貧血になる
・古くなった赤血球は、脾臓で処理される
白血球
好中球
・白血球の約60パーセントを占める
・感染が起きた組織に集まり、細菌、ウイルスを分解する(食作用)
リンパ球
・白血球の約3分の1を占める
・T細胞リンパ球:異物を認識する
・B細胞リンパ球:抗体(免疫グロブリン)を産生する
単球
・白血球の約5パーセント程度だが、最も大きく、強い食作用を持つ
血小板
・血液凝固、止血に関与している
リンパ系
・血管系とは半ば独立した循環系として存在する
・心臓のようにポンブの働きをする器官が無い
・リンパ液の流れは、主に骨格筋の収縮によるもので、流速は血流に比べて緩やか
・リンパ液は、血漿とほとんど同じ成分からなるが、タンパク質が少なく、リンパ球を含む
・リンパ管には、逆流防止のための弁があり、リンパ液は一定の方向に流れている
・リンパ節の内部にはリンパ球やマクロファージが密集している
・リンパ液で運ばれてきた細菌やウイルス等は、ここで免疫反応によって排除される
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