
人体の構造と働き
皮膚、骨、関節、筋肉等の運動器官
外皮系
皮膚の機能
1)身体の維持と保護
・体表面を包み、保護し、細菌等の異物の侵入を防ぐ
2)体水分の保持
・体の水分が対外に蒸発しないよう、また水分が体内に浸透しないよう遮断する
3)熱交換
・体温が上がると毛細血管開き、対外へ多くの熱を排出する
・汗腺から汗を分泌して気化熱で体温を下げる
4)外界情報の感知
・触覚、圧覚、痛覚、温度感覚等の感覚器としての機能
・皮膚は外側から表皮、真皮、皮下組織の3層構造となっている
・表皮は、角質層と生きた表皮細胞に分けられ、角質層は、ケラチンでできた角質細胞とセラミドを主成分とする細胞間脂質から構成されている
・皮膚の色は、表皮や真皮に沈着したメラニン色素によるもの
・メラニン色素は、表皮最下層にあるメラニン産生細胞で産生される
汗腺
1)アポクリン腺
・腋窩(わきのした)などの毛根部に分布(体臭腺)
2)エクリン腺
・手のひらなど毛根がないところも含め、全身に分布
・体温調整のための発汗は全身の皮膚に生じるが、精神的緊張による発汗は手のひらや足底、腋の下の皮膚だけに起こる
骨格系
・骨格系では、骨と骨が関節で結合して体を支えている
・成長が停止した後も、一生を通じて破壊(骨吸収)と修復(骨形成)が行われている
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