人体の構造と働き(11)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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人体の構造と働き

皮膚、骨、関節、筋肉等の運動器官
骨格系
・骨は骨質、骨膜、骨髄、関節軟骨の4組織からなり、以下のような機能がある
1)身体各部の支持機能
・頭部や内臓を支える
2)臓器保護機能
・骨格内に臓器を納め、保護する
3)運動機能
・骨格筋の収縮を効果的に体躯の運動に転換する
4)造血機能
・骨髄で産生される造血幹細胞から赤血球、白血球、血小板が分化する
・但し、造血はすべての骨の骨髄で行われるわけではなく、主として胸骨、肋骨、脊髄、骨盤、大腿骨などが造血機能を担う
5)貯蔵機能
・カルシウムやリン等の無機質を蓄える
・無機質は骨に硬さを与え、有機質(タンパク質及び多糖体)は骨の強靭さを保つ
筋組織
・筋組織は、筋細胞とそれらをつなぐ結合組織からなり、機能や形態によって骨格筋、平滑筋、心筋に分類される
・骨格筋は、関節の骨に腱でつながっている
・腱は結合組織のみでできており、伸縮性はない
骨格筋、平滑筋、心筋の分類
1)骨格筋
存在:運動期間
随意/不随意:随意筋
横紋:あり
特徴など
・収縮力が強い
・疲労しやすい
・体性神経系(運動神経)
2)平滑筋
存在:内臓(血管壁、消化管壁、膀胱等)
随意/不随意:不随意
横紋:なし
特徴など
・比較的弱い力で持続的に収縮する
・自律神経系支配
3)心筋
存在:心臓壁
随意/不随意:不随意筋
横紋:あり
特徴など
・強い収縮力と持続力
・自律神経系支配

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2021.06.14 07:39 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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