人体の構造と働き(12)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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人体の構造と働き

脳や神経の働き
中枢神経系
・中枢神経系は、脳と脊髄から構成される
・脳は、記憶、情動、意思決定等の働きを行う
・脳の下部には、自律神経系、ホルモン分泌等の調節機能を担う部位(視床下部など)がある
・脳において、血液循環量は心拍出量の約15パーセント、酸素消費量は全身の約20パーセント、ブドウ糖の消費量は全身の約25パーセント
・脳には多くの血管が通っているが、脳の血管は抹消に比べて物質の透過に関する選択性が高い
・タンパク質などの大分子や小分子でもイオン化した物質は血液中から脳の組織へ移行しにくくなる
・脳には、門番ともいえる血液脳関門を通過した物質だけが移行することができる
・小児は、この血液脳関門が未発達であるため、循環血液中に移行した医薬品の成分が脳の組織に達しやすいため注意が必要
・後頭部と頸部の境目付近にある延髄では、呼吸や心拍数など、さまざまな生体の機能が制御されている
・脊髄は脊椎の中にあり、脳と抹消の間で刺激を伝えている
・末梢からの刺激に一部に対しては、脳を介さずに刺激を返す場合があり、これを脊髄反射という
自律神経系
・自律神経系は、呼吸や血液の循環等のように生命や身体機能の維持のために無意識に働いている機能を担う
・効果を及ぼす臓器、気管にたいして、交感神経と副交感神経は拮抗して働き、効果器を制御している

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2021.06.15 05:00 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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