症状からみた主な副作用(1)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

IMG_0768_convert_20140524071213.jpg

症状からみた主な副作用

1.ショック(アナフィラキシー)
特徴
・生体異物に対する即時型の過敏反応(アレルギー)
・発症してからの進行が非常に速い
・チアノーゼや呼吸困難を生じ、致命的な転帰をたどることもあるため、すぐに医療機関を受診する
原因となる薬剤
・あらゆる医薬品
・過去にアレルギーを起こしたことがある薬品には注意
2.皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群:SJS)
特徴
・高熱、全身の皮膚や眼、口等の粘膜に発疹、発赤、火傷のような水疱等
・発症機序は不明
原因となる医薬品
・あらゆる医薬品
・発症の予後は困難
・服用後2週間以内に発症することがあるが、1ヶ月以上経ってから起こることもある
・いったん発症すると、致命的な転帰をたどることもある
・肺や呼吸器に障害が残ることもある
3.中毒性表皮壊死融解症(ライエル症候群:TEN)
特徴
・全身の10パーセント以上に火傷様の水疱、びらん、高熱等
・SJSの進展型と考えられるが、発症機序は不明
原因となる医薬品
・あらゆる医薬品
・発症の予後は困難
・服用後2週間以内に発症することがあるが、1ヶ月以上経ってから起こることもある
・いったん発症すると、致命的な転帰をたどることもある
・肺や呼吸器に障害が残ることもある

↓一日一回、あなたの応援クリックが更新のパワーとなります。↓

介護職員ランキング
↓この記事が役立ったという人は、ボタンをクリックしてください。↓
↓↓コメント欄に、ご意見、ご感想を、お気軽に書き込んで下さい。↓↓
関連記事
2021.06.16 07:45 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
トップページ医療症状からみた主な副作用(1)












管理者にだけ表示