
症状からみた主な副作用
1.ショック(アナフィラキシー)
特徴
・生体異物に対する即時型の過敏反応(アレルギー)
・発症してからの進行が非常に速い
・チアノーゼや呼吸困難を生じ、致命的な転帰をたどることもあるため、すぐに医療機関を受診する
原因となる薬剤
・あらゆる医薬品
・過去にアレルギーを起こしたことがある薬品には注意
2.皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群:SJS)
特徴
・高熱、全身の皮膚や眼、口等の粘膜に発疹、発赤、火傷のような水疱等
・発症機序は不明
原因となる医薬品
・あらゆる医薬品
・発症の予後は困難
・服用後2週間以内に発症することがあるが、1ヶ月以上経ってから起こることもある
・いったん発症すると、致命的な転帰をたどることもある
・肺や呼吸器に障害が残ることもある
3.中毒性表皮壊死融解症(ライエル症候群:TEN)
特徴
・全身の10パーセント以上に火傷様の水疱、びらん、高熱等
・SJSの進展型と考えられるが、発症機序は不明
原因となる医薬品
・あらゆる医薬品
・発症の予後は困難
・服用後2週間以内に発症することがあるが、1ヶ月以上経ってから起こることもある
・いったん発症すると、致命的な転帰をたどることもある
・肺や呼吸器に障害が残ることもある
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