症状からみた主な副作用(3)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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症状からみた主な副作用

8.イレウス様症状(腸閉塞様症状)
特徴
・イレウスとは腸内容物の通過が阻害された状態で、激しい腹痛、ガス排出の停止、著しい便秘等がみられる
・小児、高齢者、便秘傾向の人でみられやすい
原因となる薬剤
・ロペラミド塩酸塩等
9.喘息
特徴
・原因医薬品の使用後1時間以内に鼻水、鼻づまりが起こり、咳、喘鳴、呼吸困難などを生じる
・腹痛や下痢などを伴うこともある
原因となる薬剤
・解熱鎮痛薬(坐薬、外用薬も含む)
10.間質性肺炎
特徴
・肺の間質に炎症を生じたもの
・細菌感染による通常の肺炎とは異なる
・息切れ、息苦しさ、空咳などがみられる
・医薬品の使用から1~2週間程度の間に起こることが多い
・かぜや気管支炎との区別が難しい
・症状が一過性に現れ、自然と回復することもあるが、悪化すると肺繊維症に移行することもある
原因となる薬剤
・かぜ薬、小柴胡湯等の漢方薬
11.接触皮膚炎
特徴
・医薬品や化学物質、金属等に皮膚が敏感に反応して生じる
・アレルギー性のものと刺激性のものとに大別される
・正常な皮膚との境目がはっきりしている(医薬品が触れた皮膚の部分にのみ生じる)
・「肌に合わない」「かぶれ」と言われるもの
原因となる薬剤
・外用薬
・プフェキサマク
・ケトプロフェンなど

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2021.06.18 05:00 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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