鎮咳去痰薬・口腔咽頭薬(3)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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鎮咳去痰薬・口腔咽頭薬

鎮咳、去痰を目的とした成分
7.抗ヒスタミン成分
作用
・アレルギーに起因する咳、気道の炎症を緩和する
成分名
・クロフフェニラミンマレイン酸塩、クレマスチンフマル酸塩、カルビノキサミンマレイン酸塩等
注意すること
・痰が出にくくなることがある→痰が切れにくくて困っている人には注意
・口渇、眠気、眼圧上昇、排尿困難、便秘
8.生薬成分
作用
・主に鎮咳
成分名
・キョウニン、ナンテンジツ、ゴミシ、バクモンドウ
作用
・主に去痰
成分名
・シャゼンソウ、オウヒ、キキョウ、セネガ、オンジ
注意すること
・セネガ、オンジ→糖尿病の検査値に影響する
・バクモンドウは、鎮咳去痰作用、滋養強壮作用
カンゾウとグリチルリチン酸
・カンゾウは、グリチルリチン酸を含む生薬成分として多くの漢方薬に含まれている
・医薬品では、1日摂取量がグリチルリチン酸として200mgを超えないように用量が設定されているが、成分の重複による過剰摂取には注意を要する
・1日の最大服用量が、グリチルリチン酸として40mg以上、カンゾウとして1g以上となる製品については、高齢者、むくみのある人、心臓病、腎臓病または高血圧の診断を受けた人は、服用前に医師、薬剤師等に相談することとされている

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2021.06.24 05:00 | 医薬品 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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