
アレルギー用薬・鼻炎用内服薬
アレルギーの症状が発現する仕組み
・アレルギーを引き起こす物質をアレルゲンという
主なアレルゲン
・食品:小麦、卵、乳、そば、落花生など
・ハウスダスト:室内塵
・化学物質
・金属
・花粉:スギ、ヒノキ、ブタクナなど
・複数のアレルゲンが関係することもある
アレルギー反応
・アレルギー反応を引き起こすのは、ヒスタミンなどの働きによる
1)アレルゲンが体に入る
2)アレルゲンを免疫グロブリン(抗体)が認識する
3)アレルゲンを認識した免疫グロブリンによって、肥満細胞が刺激され、ヒスタミンなどの物質が遊離する
・肥満細胞は、特に皮膚、皮下組織、肺、消化管、肝臓に存在し、免疫機能の一端を担う
4)ヒスタミンが周りの器官や組織の受容体に結合する
5)受容体からの刺激で、血管拡張、血管透過性が亢進し、アレルギー症状が現れる
アレルギー用薬
・アレルギー用薬は、蕁麻疹や湿疹、かぶれに伴うかゆみまたは鼻炎に用いられる内服薬の総称
・ヒスタミンの働きを抑える成分(抗ヒスタミン成分)を主体としている
・アレルギー症状が現れる前から予防的にアレルギー用薬を使用することは適当ではない
・一般用医薬品には、アトピー性皮膚炎による慢性湿疹などの治療に用いることを目的とするものはない
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