催眠鎮静薬・眠気防止薬(1)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

DSC_0006_convert_20140504034952.jpg

催眠鎮静薬・眠気防止薬

眠気を防ぐ薬に用いられる成分:カフェイン
・脳に軽い興奮状態を引き起こし、眠気や倦怠感を一時的に抑える
・脳が過剰に興奮すると、ふるえ、めまい、不安、不眠、頭痛が生じる
・反復して摂取すると習慣になりやすい→短期間の服用にとどめ、適用しないようにする
・1回200mg、1日50mgが上限(眠気防止薬として)
・カフェインを含む他の医薬品、医薬部外品、食品(コーヒー等)との併用に注意する
・血流、胎盤関門を通過→胎児の心拍数を増加させる可能性あり
・乳汁中にも移行する→乳児はカフェインの代謝に時間がかかり、頻脈、不眠を起こす可能性あり
・小児用の眠気防止薬はない
カフェインのその他の作用
1)利尿作用
・腎臓での水分の再吸収を抑える
・膀胱括約筋を弛緩させる
2)胃液分泌亢進作用
・胃腸障害のおそれあり→胃酸過多、胃潰瘍の人は服用を避ける
3)心筋興奮作用
・動悸がみられることがある→心臓病の人は服用を避ける
催眠鎮静薬に用いられる成分
1.生薬成分
作用
・神経の興奮、緊張を和らげる
成分名
・チョウトウコウ、サンソウニン、カノコソウ、チャボトケソウ、ホップ等
注意すること
・生薬成分であっても、複数の鎮静薬の併用、鎮静作用のあるハーブとの併用は避ける

↓一日一回、あなたの応援クリックが更新のパワーとなります。↓

介護職員ランキング
↓この記事が役立ったという人は、ボタンをクリックしてください。↓
↓↓コメント欄に、ご意見、ご感想を、お気軽に書き込んで下さい。↓↓
関連記事
2021.06.30 05:00 | 医薬品 | トラックバック(-) | コメント(0) |
トップページ医薬品催眠鎮静薬・眠気防止薬(1)












管理者にだけ表示