
胃腸薬等
胃腸薬の種類
1)制酸(胃酸の作用を弱める)薬
・胃液の分泌亢進による胃酸過多や、それに伴う胸やけ、腹部の不快感、吐き気等の症状を緩和することを目的とする
2)健胃薬
・弱った胃の働きを高めること(健胃)を目的とする
3)消化薬
・炭水化物、脂質、タンパク質等の分解に働く酵素を補う等により、胃や腸の内容物の消化を助けることを目的とする
総合胃腸薬
・さまざまな症状に対応できるように、制酸、健胃、消化、胃粘膜保護等の成分を組み合わせて配合している
・制酸と健胃のように、相反する作用をもつ成分が一緒に配合されることもある→胃腸の状態により、それら成分に対する反応が異なり、総じて効果がもたらされる
・症状がはっきりしている場合は、それに合った成分のみが配合された製品を選ぶようにする
胃腸を構成するさまざまな成分
1.制酸成分
作用
1)胃酸を中和して、働きを弱める
成分名
・アルミニウムを含む成分:乾燥水酸化アルミニウムゲル、ジヒドロキシアルミニウムモノアセート等
成分名
・アルミニウム、マグネシウムを含む成分:合成ヒドロタルサイト、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム等
注意すること
・アルミニウム脳症、アルミニウム骨症のおそれ→透析療法を受けている人は服用しない
・腎障害の人は体内に貯留しやすいので医師に相談する
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