胃腸薬等(2)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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胃腸薬等

胃腸を構成するさまざまな成分
1.制酸成分
作用
・マグネシウムを含む成分:ケイ酸マグネシウム、酸化マグネシウム、炭酸マグネシウム等
注意すること
・重複摂取により、高マグネシウム血症のおそれあり
・腎障害の人は体内に貯留しやすいので、医師等に相談する
・瀉下薬としても使用されるので、下痢に注意する
作用
・カルシウムを含む成分:沈降炭酸カルシウム、ボレイ等
注意すること
・重複摂取により、高カルシウム血症のおそれあり
・腎障害の人は体内に貯留しやすいので、医師等に相談する
・止瀉薬としても使用されるので、便秘に注意する
2)胃液の分泌を抑える
成分名
・ロートエキス
注意すること
・抗コリン作用による副作用に注意する
・乳児に頻脈、母乳が出にくくなるおそれあり→授乳中の人は服用を避ける
成分名
・ピレンゼピン塩酸塩
注意すること
・胃液の分泌は抑えるが、消化管の運動には影響を及ぼさない
・消化管以外では、他の抗コリン成分と同様の注意が必要
2.消化成分
作用
・炭水化物、脂質、タンパク質を分解する酵素を補う
成分名
・ジアスターゼ、プロザイム、ニューラーゼ、リパーゼ、セルラーゼ等
注意すること
・複合酵素(ビオジアスターゼ、タカヂアスターゼ等)が使われることもある
成分名
・ウルソデオキシコール酸、デヒドロコール酸、胆汁末、動物胆等
注意すること
・利胆作用
・肝臓の働きを高めるとも言われるが、肝臓病の診断を受けた人は注意する

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2021.07.04 05:00 | 医薬品 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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