
胃腸薬等
胃腸を構成するさまざまな成分
6.消泡成分
作用
・消化管内容物中の気泡を分離
成分名
・ジメチルポリシロキサン(ジメチコン
7.抗コリン成分
作用
・副交感神経系の働きを抑え、胃腸の過剰な動きや胃液分泌を抑制する
成分名
・メチルベナクチジウム臭化物、ブチルスコポラミン臭化物、メチルオクタトロピン臭化物、ジサイクロミン塩酸塩、チキジウム臭化物、ロートエキス
注意すること
・ロートエキス以外は、主に鎮痛鎮痙薬に配合→胃痛、腹痛、さしこみ、胃酸過多などを改善
・抗コリン作用による副作用→散瞳による目のかすみ、異常なまぶしさ、口渇、排尿困難、便秘、眼圧上昇等→排尿困難の人、心臓防、緑内障の人、高齢者は注意する
8.平滑筋弛緩成分
作用
・消化管の平滑筋に直接働いて、胃痛の痙攣を鎮める
成分名
・パパベリン塩酸塩
注意すること
・主に鎮痛鎮痙薬に配合
・抗コリン成分ではない→胃液分泌は抑えない
・抗コリン作用によるものではないが、眼圧上昇の報告あり→緑内障の人は注意する
9.局所麻酔成分
作用
・消化管の粘膜、平滑筋に作用し、痛みを感じにくくする
成分名
・オキセサゼイン
注意すること
・鎮痛鎮痙薬のほか、制酸薬としても使用される
・胃液の分泌を抑える作用も有する
・副作用として頭痛、眠気、めまい脱力感等
・15歳未満、妊婦は服用しない
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