胃腸薬等(6)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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胃腸薬等

整腸薬・止瀉薬に配合されている成分
2.止瀉成分
作用
・腸粘膜のタンパク質と結合して不溶性の膜をつくり、腸粘膜をひきしめる
成分名
・タンニン酸アルブミン
注意すること
・細菌性の下痢や食中毒には使用不可
・アルブミンは牛乳のタンパク質(カゼイン)から精製→牛乳アレルギーの人は服用しない
・重篤な副作用としてショックアナフィラキシーショックを生じることがある
成分名
・ビスマスを含む成分(次没食子酸ビスマス、次硝酸ビスマス等)
注意すること
・細菌性の下痢や食中毒には使用不可
・長期服用により制止神経症状(不安、記憶力減退等)→1週間以上連用しない
・アルコールとの併用で循環血液中への移行が高まり、副作用のリスクが増大する
・損傷した粘膜から吸収が促進される→胃・十二指腸潰瘍の人は注意する
・胎盤関門を通過→妊娠中の服用は避ける
作用
・腸管の運動を低下させる
成分名
・ロペラミド塩酸塩
注意すること
・食あたりや水あたりによる下痢は適用対象外
・食べ過ぎ飲み過ぎによる下痢、寝冷えによる下痢に使用する
・一般用医薬品では15歳未満には適用がない
・服用は短期間に留める→2~3日使用しても改善しないときは、受診する
・便秘、イレウス様症状のおそれあり
・中枢神経抑制作用→眠気、めまいに注意
・授乳中に移行→授乳中の人は服用を避ける

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2021.07.08 05:00 | 医薬品 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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