
胃腸薬等
整腸薬・止瀉薬に配合されている成分
2.止瀉成分
作用
・腸粘膜のタンパク質と結合して不溶性の膜をつくり、腸粘膜をひきしめる
成分名
・タンニン酸アルブミン
注意すること
・細菌性の下痢や食中毒には使用不可
・アルブミンは牛乳のタンパク質(カゼイン)から精製→牛乳アレルギーの人は服用しない
・重篤な副作用としてショックアナフィラキシーショックを生じることがある
成分名
・ビスマスを含む成分(次没食子酸ビスマス、次硝酸ビスマス等)
注意すること
・細菌性の下痢や食中毒には使用不可
・長期服用により制止神経症状(不安、記憶力減退等)→1週間以上連用しない
・アルコールとの併用で循環血液中への移行が高まり、副作用のリスクが増大する
・損傷した粘膜から吸収が促進される→胃・十二指腸潰瘍の人は注意する
・胎盤関門を通過→妊娠中の服用は避ける
作用
・腸管の運動を低下させる
成分名
・ロペラミド塩酸塩
注意すること
・食あたりや水あたりによる下痢は適用対象外
・食べ過ぎ飲み過ぎによる下痢、寝冷えによる下痢に使用する
・一般用医薬品では15歳未満には適用がない
・服用は短期間に留める→2~3日使用しても改善しないときは、受診する
・便秘、イレウス様症状のおそれあり
・中枢神経抑制作用→眠気、めまいに注意
・授乳中に移行→授乳中の人は服用を避ける
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