
胃腸薬等
瀉下薬に用いられる成分
2.大腸刺激性瀉下成分
作用
・大腸を刺激して排便を促す
成分名
・センナ、センノシド
注意すること
・センノシドは腸内細菌によって分解→分解生成物が大便を刺激する
・流産や早産を誘発するおそれあり→妊婦または妊娠していると思われる人は服用を避ける
・乳児に下痢のおそれあり→授乳中の人は服用を避ける
成分名
・ダイオウ
注意すること
・ダイオウに含まれる大腸刺激性瀉下成分は、センノシドである
・漢方薬の構成生薬として配合されることも多い→瀉下を目的としない漢方薬では、下痢や腰痛の副作用がみられることがある
・流産や早産を誘発するおそれあり→妊婦または妊娠していると思われる人は服用を避ける
・乳児に下痢のおそれあり→授乳中の人は服用を避ける
成分名
・ビサコジル
注意すること
・特に結腸や直腸を刺激する
・浣腸薬(坐剤)として用いられることもある
・腸溶性製剤になっていることもある→牛乳や制酸成分を含む胃腸薬との併用は避ける(コーティングが溶け、十分な効果が得られなくなるおそれ)
成分名
・ピコスルファートナトリウム
注意すること
・大腸に生息する腸内細菌で分解されて、作用を発現する(胃や小腸では分解されない)
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