滋養強壮保健薬等(4)

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滋養強壮保健薬等

貧血用薬
貧血
・貧血は、ビタミン欠乏性貧血、鉄欠乏性貧血等に分類される
・一般用医薬品における貧血用薬は、鉄欠乏性貧血の改善を目的としている
貧血用薬
・鉄欠乏性貧血に対して不足している鉄分を補充し、造血機能の回復を図る
貧血の症状
・疲労、動悸、息切れ、血色不良、頭痛、耳鳴り、めまい、微熱、皮膚・粘膜の蒼白、むくみ(下半身)、異食症(氷などを好んで食べる)
鉄が不足しやすい人
・鉄の摂取不足、消化管での吸収障害、消化管出血、成長が著しい年長乳児・幼児、月経血損失のある女性、妊婦、授乳婦
貧血用薬の副作用
・胃腸障害(悪心、嘔吐、食欲不振、胃部不快感など)→食後に服用すると軽減する
・貧血の症状がみられる前から予防的に服用することは、適当でない
貧血用薬に用いられる成分
1.鉄
作用
・酸素を運搬するヘモグロビンの産生に不可欠
注意すること
・便が黒くなることがある
・通常は服用を注意するような副作用ではないが、服用前から便が黒いときは消化管等から出血のおそれあり
・複数の貧血用薬を併用すると、鉄の過剰摂取となり、胃腸障害や便秘の副作用が起こりやすい
・タンニン酸と結合することで吸収低下→タンニン酸を多く含むお茶、コーヒー等との同時摂取は避ける

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2021.07.17 05:00 | 医薬品 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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