
外皮用薬
殺菌消毒に用いる成分
3.ポピドンヨード
作用
・ヨウ素の酸化作用による
・一般細菌類(結核菌含む)、真菌類、ウイルスにも有効
特徴
・ヨウ素アレルギーの人は使用しない
・皮膚の殺菌消毒には、うがい薬、口腔咽頭薬よりも高濃度で使用する
・皮膚消毒用の製剤は、口腔内には使用しない
・ヨウ素の殺菌力はアルカリ性になると低下するため、石鹸等と併用する場合には、石鹸分をよく洗い落としてから使用するのが望ましい
4.ヨードチンキ
作用
・ヨウ素、ヨウ化カリウムをエタノールに溶解したもの
・一般細菌類(結核菌含む)、真菌類、ウイルスにも有効
特徴
・皮膚刺激性が強い
・根幕、目の周り、化膿部位には使用しない
・マーキュロクロム液と一緒になると不溶性沈殿を生じ、効果が低下する
5.ベンザルコニウム塩化物、ベンゼトニウム塩化物、セチルビリジウム塩化物
作用
・陽性界面活性成分
・結核菌、ウイルスには無効
特徴
・石鹸と結合すると効果が低下する
・石鹸を十分に洗い流してから使用する
6.クロルヘキシジングルコン酸塩、クロルヘキシジン塩酸塩
作用
・一般細菌類、真菌類に有効
・結核菌、ウイルスには無効
特徴
・口腔内に使用される場合、まれにショックアナフィラキシーを生じることがある
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