外皮用薬(3)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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外皮用薬

殺菌消毒に用いる成分
7.マーキュロクロム
作用
・有機水銀の一種
・一般細菌類に一部に有効
・真菌、結核菌、ウイルスには無効
特徴
・皮膚浸透性が低く、通常、水銀中毒の恐れはないが、口に周りや口が触れるところには使用しない
・ヨードチンキとの併用で不溶性沈殿を生じ、効果が低下する
8.エタノール
作用
・備瀬物のたんぱく質を変性
・一般細菌類(結核菌含む)、真菌類、ウイルスにも有効
特徴
・粘膜刺激性がある
・脱脂による肌あれを起こしやすい
・揮発性で引火しやすい
・蒸気の吸引にも注意する
かゆみ、腫れ、痛みなどを抑える外皮用薬の成分
皮膚の炎症(湿疹、皮膚炎等)に用いる成分
ステロイド性成分
1. デキサメタゾン、プレドニゾロン、吉草酸エステル、酢酸エステル、プレドニゾロン酢酸エステル、ヒドロコルチゾン等
作用
・患部(抹消組織)において抗炎症作用を示す
特徴
・副腎皮質ホルモン(ステロイドホルモン)と共通の構造をもつ
・末梢組織の免疫機能を低下させる→皮膚感染のおそれ、化膿部位に使用すると症状悪化のおそれ
・長期連用しない
・慢性の湿疹には使用しない
・広範囲への使用は避ける
・コルチゾンに換算して1g中0.025mgを超えて含有するものは、特に長期連用を避ける

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2021.07.23 05:00 | 医薬品 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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