外皮用薬(5)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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外皮用薬

抗菌、抗真菌作用をもつ成分
にきび、吹き出物に用いる成分
1.イブプロフェン、ピコノール
作用
・イブプロフェンの誘導体だが、鎮痛作用は期待できない
・吹き出物による赤みや腫れ、吹き出物の拡張を抑える
2.サリチル酸、イオウ
作用
・角質軟化作用、抗菌、抗真菌作用を示す
・イオウは角質層のケラチンを変質させて、角質を軟化させる
3.サルファ剤
作用
・スフファジアジン、ホモスフファミン、スルフイソキサゾール等
・殺菌のDNA合成を阻害する→抗菌作用
4.パシトラシン
作用
・細胞壁合成を阻害する→抗菌作用
5.硫酸フラジオマイシン、クロラムフェニコール
作用
・細菌のたんぱく質合成を阻害する→抗菌作用
みずむし
・原因は、皮膚糸状菌(白癬菌)の寄生による表在性真菌感染症
・感染した部位-によって呼び名が異なる:手足→みずむし、銅や四肢→ぜにたむし、内肢や尻、陰嚢付近→いんきんたむし、爪→爪白癬、頭部→しらくも
みずむしの分類
1)趾間型:指の間の皮膚がむける、ふやける、亀裂、ただれなど
2)小水疱型:足の裏に小さな水疱ができる
3)角質増殖型:足の裏全体に紅斑と角質の増殖がみられる
みずむしの症状と剤形
1)液剤:浸透性は高いが、刺激が強い→皮膚が厚く、角質化している部分に
2)軟膏、クリーム剤:刺激が少ない→じゅくじゅくと湿潤している部分に

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2021.07.25 05:00 | 医薬品 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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