
外皮用薬
抗菌、抗真菌作用をもつ成分
みずむし、たむし用薬に用いられる抗真菌成分
1. イミダゾール系:オキシコナゾール硝酸塩、ネチコナゾール硝酸塩、ビホナゾール、スルコナゾール硝酸塩、クロトリマゾール
・皮膚系状金の細胞膜を構成する成分の産生を妨げる
・細胞膜の浸透性を変化させ、増殖を抑える
・あるイミダゾール系成分でかぶれた場合、他のイミダゾール系成分の使用も避ける
2. アモロルフィン塩酸塩、ブテナフィン塩酸塩、テルビナフィン
・皮膚糸状菌の細胞膜を構成する成分の産生を妨げる
3.シクロポロクスオラミン
・皮膚糸状金の細胞膜に作用して、増殖、生存のために必要な物質の輸送機能を妨げる
4.ウンデシレン酸
・患部を酸性に保ち、菌の増殖を抑える
5.ピロールニトリン
・菌の呼吸や代謝を妨げる
6.モクキ
・アオイ科のムクゲの幹皮を基原とする生薬で、皮膚糸状菌の増殖を抑える
外皮用薬に用いられるその他の成分
1.局所麻酔成分
・ジブカイン、リドカイン、アミノ安息香酸エチル
→知覚神経を麻痺させ、傷の痛み、湿疹や皮膚炎等のかゆみを緩和する
2.抗ヒスタミン成分
・ジフェンヒドラミン、クロルフェニラミン
→湿疹や皮膚炎、虫さされ等による皮膚のかゆみを緩和する
↓一日一回、あなたの応援クリックが更新のパワーとなります。↓

介護職員ランキング
↓この記事が役立ったという人は、ボタンをクリックしてください。↓
↓↓コメント欄に、ご意見、ご感想を、お気軽に書き込んで下さい。↓↓