一般用検査薬(2)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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一般用検査薬

尿酸、尿タンパク質検査薬
・尿中の糖やタンパク質の有無を調べるもの
・疾患の有無や種類を判断するためのものではない
・採尿のタイミングは、出始めではなく、中間尿を採取する
・尿糖:食後1~2時間
・尿タンパク:早朝尿(起床直後)、激しい運動直後は避ける
・尿糖、尿タンパク同時:早朝尿を検体とし、尿糖が検出されたときは食後の尿で改めて検査する
・通常の尿は弱酸性:食事等の影響で中性から弱アルカリ性に傾くと、正確な検査結果が得られない
・検査薬を長く尿に浸すと、検査薬が溶け出し、正確な検査結果が得られない
妊娠検査薬
・尿中のhCG(ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン)を検出する
・実際に妊娠が成立してから4週目前後の尿中hCG濃度が検出感度
・月経予定日を過ぎて概ね1週目以降の検査が推奨される
・検査に用いるのは早朝尿(起床直後)が望ましい
・温度の影響を受けやすい→高温になるところ、冷蔵庫内での保管は不適切
妊娠していなくても陽性になるケース
・絨毛細胞が腫瘍化している
・ホルモン剤を使用している(経口避妊薬、更年期障害治療薬など)
・高濃度のタンパク尿、糖尿(擬陽性)
妊娠していても陰性になるケース
・尿中hCG濃度が検出感度に達していない(擬陽性)

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2021.08.05 05:00 | 医薬品 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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