公衆衛生用薬(2)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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公衆衛生用薬

公衆衛生用薬の種類
1.消毒薬
2)器具や設備の殺菌消毒に用いる
成分
・ジクロルイソシアヌル酸ナトリウム、トリクロルイソシアヌル酸
特徴
・有機塩素系殺菌消毒成分
・プールのような大型設備の殺菌、消毒
消毒薬の誤用、事故による中毒への対応
1)飲み込んだ場合
・多量の牛乳(または水)などを飲ませて、吸収を遅らせる
・原末や濃厚液を飲み込んだ場合は、安易に吐かせない
2)目に入った場合
・流水で15分以上洗眼する
3)皮膚に付着した場合
・流水をかけながら着衣をとり、石鹸を用いて流水で15分以上水洗いする
4)吸入した場合
・新鮮な空気のところへ運び出し、人工呼吸などをする
※酸をアルカリで、アルカリを酸で中和する処置は行わない
→熱を発生して刺激を強め、症状が悪化する恐れあり
2.殺虫剤
・ハエ、ダニ、蚊などの衛生害虫の防除を目的とする殺虫剤、忌避剤は、医薬品、または医薬部外品として、法の規制の対象
・殺虫作用に対する抵抗性が生じるのを避けるため、同じ殺虫成分を長期連用せず、いくつかの殺虫成分を順番に使用する
1)有機リン系
成分
・ジクロルボス、ダイアジノン、フェニトロチオン
特徴
・アセチルコリンを分解する酵素と不可逆的に結合し、その働きを阻害する
・ウジの防除に使用する

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2021.08.07 05:00 | 医薬品 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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