資金調達(2)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

005_convert_20131205102751.jpg

資金調達

2.募集株式の発行等
5)出資の履行
1)払込み金額の全額払込み、現物出資の全部給付
・募集株式の引受人は、募集株式の払込み金額の全額を払い込み、又は全額に相当する現物出資財産を給付しなければならない
2)引受人からの出資義務の相殺禁止
・募集会社の引受人は、出資の履行をする債務と株式会社に対する債権とを相殺することができない
3)引受人の失権
・募集株式の引受人は、出資の履行をしないときは、株主となる権利を失う
4)株主となる時期
・募集株主の引受人は、払込期日を定めた場合にはその期日に、払込期間を定めた場合には期間中の出資をした日に募集株式の株主となる
3.社債の発行
1)意義
・社債とは、会社法の規定に基づき会社が行う割当てにより発生するその会社を債務者とする金銭債権で、定めに従い償還されるもの
・多額かつ長期の資金調達は、金融機関等からの借り入れは困難で、また、募集株式の発行等では、会社の支配関係に影響を及ぼしてしまう
・社債は、株式会社のみならず、持分会社や特例有限会社においても発行が可能
2)株式との比較
共通点
・いずれも株式会社が一般大衆から長期かつ多額の資金を調達する方法として用いられる
・公開会社では原則として取締役会決議によって発行することができる点
・有価証券を発行することができる点
相違点
・株式は、株式会社の社員たる地位であるのに対して、社債は、会社に対する債権である点において、両者は根本的に異なる

↓一日一回、あなたの応援クリックが更新のパワーとなります。↓

介護職員ランキング
↓この記事が役立ったという人は、ボタンをクリックしてください。↓
↓↓コメント欄に、ご意見、ご感想を、お気軽に書き込んで下さい。↓↓
関連記事
2021.09.12 05:00 | 会社法 | トラックバック(-) | コメント(0) |
トップページ会社法資金調達(2)












管理者にだけ表示