消化器系(2)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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消化器系

消化器系
2.口腔

・舌の表面には、舌乳頭という無数の小さな突起がある
・舌乳頭には、味覚を感知する部位が分布している
・舌の役割は、味覚の感知のほか、咀嚼された飲食物を撹拌(かくはん)して唾液と混和させる
唾液腺
・唾液腺からは唾液が分泌される
唾液の役割
・食物を湿潤させてかみ砕きやすくし、咀嚼物を滑らかにして嚥下を容易にする
・味覚の形成に重要な役割を持つ
・唾液中のプリアリン(唾液アミラーゼ)がデンプンをデキストリンや麦芽糖に分解する
・唾液中の殺菌、抗菌物質(リゾチームなど)が口腔粘膜の保護、洗浄、殺菌などの作用を示す
・口腔内のpHをほぼ中性に保ち、酸による歯の齲蝕を防ぐ
3.咽頭
・咽頭において、口腔から食道に通じる食物路と、呼吸器の気温が交わる
・嚥下の際には、喉頭蓋が反射的に閉じることにより、飲食物が咽頭や気管に流入せずに食道へと送られる
4.食道
・食道は、喉元から上腹部のみぞおち近くまで続く、直径1~2cmの管状の器官で、消化腺はない
・嚥下された飲食物は、重力によって胃に落ち込むのではなく、食道の運動によって胃に送られる
・食道の上端と下端には括約筋があり、胃の内容物が食道や咽頭に逆流しないように防いでいる
・胃液が食道に逆流すると、胸やけが起こる

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2021.11.17 05:00 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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