消化器系(4)

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消化器系

消化器系
6.小腸
・小腸は、全長6~7メートルの管状の臓器
・十二指腸、空腸、回腸の3つの部分に分かれる
十二指腸
・胃から連なる約25センチのC字型に彎曲した部分
・膵臓からの膵管と胆嚢からの胆管の開口部があり、そこから膵液と胆汁が腸管内へ送りこまれる
・小腸のうち十二指腸に続く部分の、概ね上部4割が空腸、残り6割が回腸
・ただし、空腸と回腸との間に明確な境目はない
絨毛
・小腸は、栄養分の吸収に重要な器官であるため、内壁の表面積を大きくする構造となっている
・小腸の内壁には輪状のひだがあり、そのひだの粘膜表面は絨毛に覆われてビロード状になっている
・絨毛を構成する細胞表面には、微絨毛が密生して吸収効率を高めている
小腸内の消化酵素とその働き
1)トリプシン
・十二指腸で分泌される腸液に含まれる成分の働きによって、膵液中のトリプシノーゲンがトリプシンになる
・ペプトン(胃で半消化されたタンパク質)をさらに細かく消化する
2)エレプシン
・半消化されたタンパク質をアミノ酸に分解する
3)マルターゼ
・炭水化物(マルトース)を単糖類(ブドウ糖)に分解する
4)ラクターゼ
・炭水化物(ラクトース)を単糖類(ブドウ糖、ガラクトース)に分解する

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2021.11.19 05:00 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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