消化器系(5)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

130_convert_20130818140642.jpg

消化器系

6.小腸
栄養分が吸収されるしくみ
1)炭水化物
・単糖類に分解されて吸収される
2)タンパク質
・アミノ酸に分解されて吸収される
3)脂質(トリグリセリド)
・消化酵素(リパーゼ)の作用によって分解を受けるが、小腸粘膜の上皮細胞で吸収されると脂質に再形成され、乳状脂粒となる
4)脂溶性ビタミン
・脂質の吸収の際に一緒に取り込まれる
7.膵臓
・膵臓は、胃の後下部に位置する細長い臓器で、膵液を十二指腸に分泌する
・膵液は、弱アルカリ性で、胃で酸性となった内容物を中和するとともに、炭水化物、タンパク質、脂質のそれぞれを消化するすべての酵素を含んでいる
膵液に含まれる消化酵素の種類
1)膵液アミラーゼ
・炭水化物(でんぷん)を分解する
2)トリプシノーゲン
・活性体のトリプシンになるとタンパク質を分解する
3)リパーゼ
・脂質(トリグリセリド)を分解する
内分泌腺
・膵臓は、消化腺であるとともに内分泌腺でもある
・血糖値を調整するホルモン(インスリン、グリカゴン)などを血液中に分泌する
8.胆嚢
・胆嚢は、肝臓で産生された胆汁を濃縮して備える器官
・十二指腸に内容物が入ると収縮して腸管内に胆汁を送り込む
・胆汁には、胆汁酸塩(コール酸、デオキシコール酸などの塩類)が含まれており、その大部分は、小腸で再吸収されて肝臓に戻される(腸肝循環)

↓一日一回、あなたの応援クリックが更新のパワーとなります。↓

介護職員ランキング
↓この記事が役立ったという人は、ボタンをクリックしてください。↓
↓↓コメント欄に、ご意見、ご感想を、お気軽に書き込んで下さい。↓↓
関連記事
2021.11.20 05:00 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
トップページ医療消化器系(5)












管理者にだけ表示