消化器系(6)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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消化器系

8.胆嚢
胆汁酸塩の役割
・脂質の消化を容易にする
・脂溶性ビタミンの吸収を助ける
ビリルビン
・胆汁には、古くなった赤血球や過剰なコレステロールを排出する役割もある
・胆汁中のビリルビン(胆汁色素)は、赤血球中のヘモグロビンが分解されて生じた老廃物で、腸管内に排出されると、腸内細菌によって代謝され、糞便を茶褐色にする色素になる
・肝機能障害や胆管閉塞などを起こすとビリルビンが循環血液中に滞留して、黄疸を生じる
9.肝臓
・肝臓は、横隔膜の直下に位置する大きな臓器
肝臓の役割
1)栄養分の代謝、貯蔵
・胆汁を産生する
・小腸で吸収され、血液によって運ばれたブドウ糖をグリコーゲンとして蓄える
・必要に応じてグリコーゲンをブドウ糖に分解して血液中に放出する
・脂質をエネルギー源として利用可能な形に代謝する
・脂溶性ビタミン(ビタミンA、Dなど)のほか、水溶性ビタミン(ビタミンB6、B12など)を貯蔵する
2)生体に有害な物質の無毒化、代謝
・有害物質を無毒化し、もしくは対外排出しやすい形に代謝する
・アルコールヲアセトアルデヒドに、さらに酢酸に代謝する
・アンモニアを尿素に代謝する
・ビリルビンを代謝して胆汁の成分にする
3)生体物質の産生
・コレステロール、血液凝固因子(フィブリノゲンなど)、アルブミン、必須アミノ酸以外のアミノ酸を生合成(生体内で物質が合成されること)する

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2021.11.21 05:00 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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