感覚器官(1)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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感覚器官

1.目
・目は、眼球、眼瞼(がんけん)、結膜、涙器、眼筋などからなる
・顔面の左右に一対あり、物体の遠近感を認識する
1)眼球
・頭蓋骨のくぼみに収まっている球形の器官
・眼球の外側は、正面前方付近のみ透明な角膜が覆い、黒目以外の部分は胸膜という乳白色の比較的丈夫な結合組織が覆っている
・紫外線を含む光に長時間曝されると角膜の上皮が損傷し、雪眼炎を生じることがある
眼球の構造
・角膜と水晶体の間は、組織液(房水)で満たされ、角膜に一定の圧(眼圧)を生じさせている
・角膜と水晶体には血管が通っておらず、房水によって栄養分や酸素が供給される
・水晶体の前には虹彩(こうさい)があり、瞳孔を散大、縮小させて眼球内に入る光の量を調節している
・水晶体から網膜までの眼球内は、硝子体という透明のゼリー状組織で満たされている
焦点調節
・角膜に射し込んだ光は、角膜→房水→水晶体→硝子体と透過しながら屈折して網膜に焦点を結ぶ
・遠近の焦点調節は、主に水晶体の厚みを変化させて行われる
・水晶体の厚みの変化は、その周りを囲んでいる毛様体の収縮、弛緩によって行われ、近くを見るときには丸く厚みが増し、遠くを見るときは扁平になる
視細胞
・網膜には、光を需要する細胞が密集している
・個々の視細胞は神経線維につながり、それが束になって眼球の後方で視神経となる

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2021.12.02 08:49 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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