
神経系
神経系
・神経細胞が連なった組織で、体内の情報伝達の大半を担っている
・身体の個々の部位の動きを総合的に制御する部位を中枢といい、中枢により制御される部分を抹消という
・神経系は、中枢神経系と抹消神経系とに分けられる
1.中枢神経系
・中枢神経系は、脳と脊髄からなる
1)脳
・脳は、大脳、間脳、小脳、脳幹からなり、頭の上部から下降方部に位置している
・記憶、情動、意思決定などの役割を担っている
・脳の下部には、自律神経系、ホルモン分泌などのさまざまな調節機能を担っている部位がある
・脳の細胞は活発に活動するため、大量の酸素やブドウ糖を消費している
脳における血液の循環量
→心拍出量の約15パーセントの血液が脳に流れ込む
脳における酸素の消費量
→全身の約20パーセント
脳におけるブドウ糖の消費量
→全身の約25パーセント
血液脳関門
・脳の毛細血管が中枢神経の間質液環境を血液の組成変動から保護するように働く機能を血液脳関門という
・脳の血管は末梢に比べて物質の透過に関する選択制が高く、血液中から脳の組織に移行できる物質は、ブドウ糖など一部の物質に限られている
・タンパク質などの大分子は、血液から脳へ移行しにくい
・小分子であってもイオン化した物資は、血液から脳に移行しにくい
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