
神経系
2.抹消神経系
・末梢神経系は、脳や脊髄から体の各部へと伸びている神経系で、体性神経系と自律神経系に分類される
体性神経系
・知覚神経:外部情報を脳に伝える役割
・運動神経:脳の指令を骨格筋に伝える役割
自律神経系
・交感神経系:体が緊張状態に対応できるように働く
・副交感神経系:体が安息状態となるように働く
1)自律神経の二重支配
・効果器に対して、交感神経と副交感神経の2つの神経線維が支配していること
※効果器とは、自律神経系が効果を及ぼすことのできる臓器、器官のこと
・交感神経系と副交感神経系は、互いに拮抗して働き、一方が活発なとき、他方は活動を抑制して効果器を制御している
2)神経伝達物質
・交感神経と副交感神経のそれぞれの神経線維の末端からは、以下に示す神経伝達物質が放出され、効果器を作動させている
交感神経の節後繊維の末端から放出される神経伝達物質
→ノルアドレナリン
副交感神経の節後繊維の末端から放出される神経伝達物質
→アセチルコリン
(例外)汗腺を支配する交感神経の節後繊維の末端から放出される神経伝達物質
→アセチルコリン
※神経伝達物質とは、神経細胞から神経細胞へ、または、神経細胞から効果器へ情報を伝達する物質
↓一日一回、あなたの応援クリックが更新のパワーとなります。↓

介護職員ランキング
↓この記事が役立ったという人は、ボタンをクリックしてください。↓
↓↓コメント欄に、ご意見、ご感想を、お気軽に書き込んで下さい。↓↓
- 関連記事
-
- 薬が働くしくみ(2)
- 薬が働くしくみ(1)
- 神経系(2)
- 神経系(1)
- 運動器官(4)