薬が働くしくみ(3)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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薬が働くしくみ

2.薬の生体内運命
内服以外の用法における粘膜に適用する医薬品
4)点眼薬
・点眼薬の成分は、鼻涙管を通って鼻腔に入り、鼻粘膜から吸収されることがある
・鼻涙管からの有効成分の流出を防ぐため、点眼時には目がしらを押さえるとよい
・アレルギー反応は微量でも生じるため、アレルギー性の副作用を生じることがある
5)含嗽薬(うがい薬)
・含嗽薬の成分の多くは、唾液などとともに食道に流出するため、咽頭粘膜からの吸収が原因で全身性の副作用が生じることは少ない
・アレルギー反応は微量でも生じるため、アレルギー性の副作用を生じることがある
皮膚吸収
・皮膚に適用する医薬品(塗り薬、貼り薬など)のほとんどは、適用部位に対する局所的な効果を目的としている
・有効成分の皮膚からの浸透量は、皮膚の状態、傷の有無、程度によって影響を受ける
・加齢などにより皮膚のみずみずしさが低下すると、有効成分が浸潤、拡散しにくくなる
全身性の副作用
・皮膚から吸収された有効成分は、初めに肝臓で代謝を受けることなく全身に分布するため、適用する皮膚面積(使用量)、使用回数、使用頻度によっては、全身性の副作用が現れる
・適用部以外にアレルギー性の副作用が現れることもある

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2021.12.14 05:00 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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