
薬が働くしくみ
薬の体内での働き
2.使用量と使用間隔の設定
・血中濃度がある濃度以上になると薬効は頭打ちとなる一方、副作用が現れやすくなる
・全身作用を目的とする医薬品の多くは、使用後の一定期間、その有効成分の血中濃度が有効域に維持されるよう、使用量および使用間隔が定められている
・医薬品の使用量および使用間隔は、年齢や体格などによる個人差も考慮されている
医薬品の主な剤形と特徴
錠剤(内服)
→一定の形状に成型された固形製剤
・薬を飛散させず、苦味を感じずに服用できる
・高齢者や乳幼児では飲み込みにくいことがある
・水なしで服用すると、喉や食道に張りついて粘膜を傷めるおそれがある
・口中で噛み砕いて服用してはならない
・錠剤表面がコーティングされている腸溶錠は、絶対に噛み砕いて服用してはならない
口腔内崩壊錠
→唾液で速やかに溶けるよう工夫されている錠剤
・水なしで服用できる
・固形物を飲み込むことが困難な高齢者や乳幼児、水分摂取を制限されている人に適している
チュアブル錠
→舐めたり噛み砕いて服用する錠剤
・水なしで服用できる
トローチ、ドロップ
→飲み込まずに舐めて使用する錠剤
・薬効を期待する部位が口の中や喉であるものが多い
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