薬が働くしくみ(6)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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薬が働くしくみ

薬の体内での働き
2.使用量と使用間隔の設定
・血中濃度がある濃度以上になると薬効は頭打ちとなる一方、副作用が現れやすくなる
・全身作用を目的とする医薬品の多くは、使用後の一定期間、その有効成分の血中濃度が有効域に維持されるよう、使用量および使用間隔が定められている
・医薬品の使用量および使用間隔は、年齢や体格などによる個人差も考慮されている
医薬品の主な剤形と特徴
錠剤(内服)
→一定の形状に成型された固形製剤
・薬を飛散させず、苦味を感じずに服用できる
・高齢者や乳幼児では飲み込みにくいことがある
・水なしで服用すると、喉や食道に張りついて粘膜を傷めるおそれがある
・口中で噛み砕いて服用してはならない
・錠剤表面がコーティングされている腸溶錠は、絶対に噛み砕いて服用してはならない
口腔内崩壊錠
→唾液で速やかに溶けるよう工夫されている錠剤
・水なしで服用できる
・固形物を飲み込むことが困難な高齢者や乳幼児、水分摂取を制限されている人に適している
チュアブル錠
→舐めたり噛み砕いて服用する錠剤
・水なしで服用できる
トローチ、ドロップ
→飲み込まずに舐めて使用する錠剤
・薬効を期待する部位が口の中や喉であるものが多い

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2021.12.17 05:00 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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