薬が働くしくみ(7)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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薬が働くしくみ

医薬品の主な剤形と特徴
散剤
→粉末状にしたもの
顆粒剤
→小さな粒状にしたもの
・固形物を飲み込むことが困難な人にとっては、錠剤よりも服用しやすい
・歯の間に挟まったり、苦味を強く感じたりする場合がある
・飛散を防ぐため、あらかじめ少量の水を口に含んでから服用したり、何回かに分けて少しずつ服用するとよい
・顆粒剤は、表明がコーティングされているものがあるため、噛み砕かずに水などで流し込む
経口液剤
→内服用の液状製剤
シロップ剤
→内服用の液状製剤に顆粒を混ぜたもの
・固形製剤よりも飲みやすい
・既に有効成分が液中に溶けたり分散したりしているため、比較的速やかに消化管から吸収される
・有効成分の血中濃度が上昇しやすいため、習慣性や依存性がある成分では、本来の目的と異なる不適正な使用がなされることがある
・経口液剤では苦味が強く感じられるため、小児ではシロップ剤が用いられることが多い
・シロップ剤は粘りがあって容器に残りやすいため、水ですすぎ、すすぎ液も飲むなど工夫する
カプセル剤
→カプセル内に散剤や顆粒剤、液剤などを充填した錠形
・カプセルの原材料には、ブタなどのタンパク質を主成分とするゼラチンが用いられるため、ゼラチンアレルギーの人は使用を避ける
・水なしで服用するとゼラチンが喉や食道に張りつくおそれがある

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2021.12.18 05:00 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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