
薬が働くしくみ
医薬品の主な剤形と特徴
カプセル剤
→カプセル内に散剤や顆粒剤、液剤などを充填した錠形
・カプセルの原材料には、ブタなどのタンパク質を主成分とするゼラチンが用いられるため、ゼラチンアレルギーの人は使用を避ける
・水なしで服用するとゼラチンが喉や食道に張りつくおそれがある
軟膏剤、クリーム剤
→患部に塗布して用いる剤形
・有効成分が適用部位に溜まりやすい
・軟膏剤は適用部位を水から遮断したい場合に用いることが多い
・クリーム剤は患部が乾燥している場合や、患部を水で洗い流したい場合に用いることが多い
外用液剤
→外用の液状製剤
・軟膏剤やクリーム剤に比べて患部が乾きやすい
・適用部位に直接的な刺激感を与える
貼付剤(テープ剤、パップ剤)
テープ剤:親油性高分子を主な基剤とし、水分を含まない。薄く作れるため、関節部の貼付にも適している
パップ剤:水溶性高分子を主な基剤とし、水分を多く含む。含水量が多く、湿布効果が来たいできる
→皮膚に貼り付けて用いる剤形
・適用部位に有効成分が一定時間溜まるため、薬効の持続が期待できる
・適用部位にかぶれを起こすことがある
スプレー剤
→有効成分を霧状にして局所に吹き付ける剤形
・手指では塗りにくい部位や、広範囲に適用する場合に適する
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