症状からみた副作用(4)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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症状からみた副作用

精神神経系に現れる副作用
1.精神神経障害
・医薬品が原因で、中枢神経系が影響を受ける障害
・医薬品の不適正な使用の場合に限らず、通常の用法、用量でも生じる
主な症状
・物事に集中できない、落ち着きがなくなる、不眠、不安、振戦、興奮、眠気、うつ
2.無菌性髄膜炎
・脳や脊髄の隙間を満たす体液である髄液に最近、真菌が検出されない髄膜炎
・大部分はウイルスが原因と考えられているが、マイコプラズマ感染症やライム病、医薬品の副作用によって生じることもある
・副作用が原因の場合、全身性エリデマトーデス、混合性結合組織病、関節リウマチなどの基礎疾患がある人で発症リスクが高くなる
・症状が現れた場合、早期に原因医薬品の使用を中止すれば、速やかに回復し、予後は比較的良好
・医薬品が原因で重篤な中枢神経系の後遺症が残る場合もある
・過去に軽度の症状を経験した人では、再度同じ医薬品を使用することにより再発し、症状が急激に進行することがある
主な症状
・発症は急性で首筋のつっぱりを伴った激しい頭痛、発熱、吐き気、意識混濁
体の局所に現れる副作用
1.消化器系に現れる副作用
消化性潰瘍
・胃や十二指腸の粘膜組織が傷害され、その一部が粘膜筋板を超えて欠損する状態
・自覚症状が乏しい場合もあり、貧血症状の検査時や突然の吐血、下血によって見つかることもある

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2021.12.23 08:16 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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