症状からみた副作用(7)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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症状からみた副作用

体の局所に現れる副作用
3.循環器系に現れる副作用
不整脈
・心筋の自動性や興奮伝道の異常が原因で心臓の拍動リズムが乱れる病態
・代謝機能の低下によって発症リスクが高まるため、得に高齢者では腎機能の低下、肝機能の低下、併用薬との相互作用に注意が必要
主な症状
・めまい、たちくらみ、疲労感、動悸、息切れ、胸部の不快感、脈の欠落
・不整脈の種類によっては、意識消失することもある
不整脈動悸
・循環器系疾患(心臓病、高血圧)の診断を受けている人は、心臓や血管に悪影響を及ぼす可能性が高い医薬品を使用してはいけない
4.泌尿器系に現れる副作用
腎障害
・医薬品が原因で、腎障害を生じることがある
・個人輸入した医薬品や、健康食品の摂取により、重篤な腎障害を生じた事例もある
主な症状
・尿量減少、ほとんど尿が出ない、逆に一時的に尿が増える
・むくみ、倦怠感、発疹、吐き気、発熱、尿が濁る、血尿
排尿困難、尿閉
・副交感神経系の機能を抑制する作用を示す成分(抗コリン成分など)が配合された医薬品を使用すると、排尿困難を生じることがある
・排尿困難の症状が進行すると、尿意があるのに尿が全く出なくなったり(尿閉)、下腹部が膨満して激しい痛みを感じたりするようになる
・前立腺肥大の基礎疾患がない人や女性でも現れる
膀胱炎様症状
・医薬品の使用により、尿の回数増加(頻尿)、排尿時の疼痛、残尿感などの症状が現れることがある

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2021.12.26 05:00 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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