
症状からみた副作用
体の局所に現れる副作用
6.皮膚に現れる副作用
皮膚に現れる副作用の種類と特徴
1)接触性皮膚炎
・医薬品の触れた皮膚の部分にのみ生じ、正常な皮膚との境界がはっきりしている
2)光線過敏症
・医薬品が触れた部分だけでなく、全身へ広がって重篤化することがある
3)アレルギー性皮膚炎
・発症部位は医薬品の接触部位に限定されない
薬疹
・医薬品によって引き起こされるアレルギー反応
・発疹、発赤などを生じる
・あらゆる医薬品で起きる可能性がある
・同じ医薬品であっても、生じる発疹の型は人によってさまざま
・蕁麻疹は強い痒みを伴う
・皮膚以外に目の充血や口唇、口腔粘膜に異常が現れる場合もある
・医薬品の使用後1~2週間後で起きることが多い
薬疹に注意する人
・アレルギー体質の人、過去に薬疹を起こしたことがある人
・薬疹を経験したことがない人でも、暴飲暴食や肉体疲労が誘因となって生じることがある
・薬疹に加え、発熱を伴って眼や口腔粘膜に異常が現れた場合、急速に皮膚粘膜眼症候群や中毒性表皮壊死融解症などの重篤な病態に進行することがある
薬疹の対処法
・医薬品の使用後に発疹、発赤が現れた場合、薬疹の可能性を考慮すべき
・原因の特定が困難になるため、痒みに対する自己判断の対処療法は避けるべき
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