催眠鎮静薬(1)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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催眠鎮静薬

催眠鎮静薬の働き
・寝つきが悪いなどの精神神経症状、また、その症状のために現れる寝不足感などの身体症状が生じたときに、睡眠を促したり、精神の昂ぶりを鎮めたりすることを目的に使用される医薬品
・医療用医薬品の睡眠薬と区別するため、一般用医薬品では、睡眠改善薬または睡眠補助薬と呼ばれている
催眠鎮静薬の成分
1.抗ヒスタミン成分
・ヒスタミンは、睡眠、覚醒に関する脳の神経細胞を刺激し、覚醒の維持に働くため、脳におけるヒスタミン刺激が低下すると眠気が促される
・抗ヒスタミン成分を主薬とする睡眠鎮静薬は、一時的な睡眠障害の緩和に用いられる
・脳のヒスタミン刺激を低下させる中枢作用が特に強い抗ヒスタミン成分に、ジフェンヒドラミン塩酸塩がある
抗ヒスタミン成分の使用上の注意
・慢性的に不眠症状がある人、不眠症の診断を受けている人を対象とするものではない
・妊娠中に生じる睡眠障害はホルモンバランスの変化などが原因であるため、妊婦は使用してはならない
・眠気とは反対の神経過敏や中枢興奮の副作用が現れやすいため、15歳未満の小児に使用してはならない
2.鎮静成分
・脳の興奮を抑え、痛覚を鈍くする
成分名
・プロモバレリル尿素、アリルイソプロピルアセチル尿素

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2022.01.04 07:50 | 医薬品 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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