鎮暈薬(1)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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鎮暈薬

1.鎮暈薬の働き
・鎮暈薬(ちんうんやく)は、乗物酔いによるめまい、吐き気、頭痛を防止し、緩和することを目的とする医薬品
・つわりに伴う吐き気に対して使用することは適当でない
2.鎮暈薬の成分
1)抗めまい成分
・内耳にある前庭と脳を結ぶ前庭神経の調節作用のほか、内耳への血流を改善する作用を示す
・ジフェニドール塩酸塩は抗ヒスタミン成分と類似の薬理作用を示すものの、日本においてはもっぱら抗めまい成分として用いられる
成分名
・ジフェニドール塩酸塩
抗めまい成分の使用上の注意
・抗ヒスタミン成分や抗コリン成分と同様の副作用(頭痛、排尿困難、眠気、散瞳による異常なまぶしさ、口渇、浮動感、不安定感)が現れる
・眠気、散瞳による異常なまぶしさを生じるため、服用後は乗物類の運転操作をしてはならない
・排尿困難の症状がある人、緑内障の診断を受けた人は、その症状が悪化するため、使用前に医師などに相談する
2)抗ヒスタミン成分
・延髄にある嘔吐中枢への刺激や、内耳の前提における自律神経反射を抑える作用を示す
・抗ヒスタミン成分には、抗コリン作用を示すものも多くある
・抗コリン作用も、乗物酔いによるめまい、吐き気の防止緩和に寄与すると考えられる

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2022.01.07 05:00 | 医薬品 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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