
鎮暈薬
2.鎮暈薬の成分
2)抗ヒスタミン成分
成分名
・ジメンヒドリナート、メクリジン塩酸塩、プロメタジンテオクル酸塩、クロルフェニラミンマレイン酸塩、ジフェンヒドラミンサリチル酸塩
抗ヒスタミン成分の使用上の注意
・眠気を生じるため、服用後は乗物類の運転操作をしてはならない
・メクリジン塩酸塩は、ほかの抗ヒスタミン成分と比べて、作用の発現が遅く、持続時間が長い
・プロメタジンを含む成分では、海外において、乳児突然死症候群、乳児睡眠時無呼吸発作のような致命的な呼吸抑制を生じたとの報告があるため、15歳未満の小児に使用してはいけない
3)抗コリン成分
・中枢に作用して自律神経系の混乱を軽減させるとともに、抹消では消化管の緊張を低下させる作用を示す
成分名
・スコポラミン臭化水素酸塩水和物、ロートコン
抗コリン成分の使用上の注意事項
・眠気、散瞳による異常なまぶしさを生じるため、服用後は乗物類の運転操作をしてはならない
・スコポラミン臭化水素酸塩水和物は、乗物酔い防止に古くから用いられている抗コリン成分で、消化管からよく吸収され、ほかの抗コリン成分と比べて脳内に移行しやすい
・スコポラミン臭化水素酸塩水和物は、肝臓で速やかに代謝されてしまうため、抗ヒスタミン成分などと比べて作用の持続時間が長い
↓一日一回、あなたの応援クリックが更新のパワーとなります。↓

介護職員ランキング
↓この記事が役立ったという人は、ボタンをクリックしてください。↓
↓↓コメント欄に、ご意見、ご感想を、お気軽に書き込んで下さい。↓↓