鎮暈薬(3)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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鎮暈薬

2.鎮暈薬の成分
4)鎮静成分
・不安や緊張を和らげる作用を示す
成分名
・プロモバレリル尿素、アリルイソプロピルアセチル尿素
5)キサンチン系成分
・脳に軽い興奮を起こさせ、平衡感覚の混乱によるめまいを軽減させる
・カフェインには、乗物酔いに伴う頭痛を和らげる作用も期待できる
・カフェインが配合されていても、抗めまい成分、抗ヒスタミン成分、抗コリン成分、鎮静成分による眠気が解消されるわけではない
成分名
・無水カフェイン、クエン酸カフェイン、ジプロフィリン
6)局所麻酔成分
・胃粘膜への麻酔作用によって嘔吐刺激を和らげ、乗物酔いに伴う吐き気を抑える
成分名
・アミノ安息香酸エチル
7)ビタミン成分
・吐き気を防止する
成分名
・ビタミンB6(ピリドキシン塩酸塩)、ビタミンB3(ニコチン酸アミド)、ビタミンB2(リボフラピン)
3.相互作用
1)鎮暈薬の相互作用
・ほかの医薬品(かぜ薬、解熱鎮痛薬、睡眠鎮静薬、鎮咳去痰薬、胃腸鎮痛鎮痙薬、アレルギー用薬)と併用した場合、成分が重複して副作用が起こりやすくなる
2)受診勧奨
・動悸、立ちくらみ、低血圧によるふらつきは、平衡機能の障害によるめまいとは区別される必要がある
・高齢者は、平衡感覚の衰えによってめまいを生じやすく、聴覚障害に伴って現れることが多い

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2022.01.09 05:00 | 医薬品 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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