鎮咳去痰薬(2)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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鎮咳去痰薬

2.鎮咳去痰薬
1)去痰成分
コデイン類による小児の呼吸抑制発生リスク
・原則、本剤を12歳未満の小児などに使用しないよう注意喚起を行う
・1年6ヶ月程度の経過措置期間を設け、コデイン類を含まない代替製品や、12歳未満の小児を適応外とする製品への切換えを行う
非麻薬性鎮咳成分
・ノスカピン、ノスカピン塩酸塩、デキストロメトルファン臭化水素酸塩、デキストロメトルフェノールフタリン塩、チペピジンヒペンズ酸塩、チペピジンクエン酸塩、ジメモルファンリン酸塩、クロペラスチン塩酸塩、クロペラスチンフェンジゾ酸塩
・同じ作用の生薬成分:ハンゲ(半夏)
2)気管支拡張成分
アドレナリン作動成分
・交感神経系を刺激して気管支を拡張させる作用を示し、呼吸を楽にして咳や喘息の症状を鎮める
・メチルエフェドリン塩酸塩、メチルエフェドリンサッカリン塩、トリメトキノール塩酸塩、メトキシフェナミン塩酸塩
・同じ作用の生薬成分:マオウ(麻黄)
アドレナリン作動成分の使用上の注意
・交感神経系への刺激作用により、心臓血管系や肝臓でのエネルギー代謝にも影響する
・心臓病、高血圧、糖尿病、甲状腺機能障害の診断を受けた人は、その症状が悪化するため、使用する前に医師などに相談する
・高齢者は、一般的に、心悸亢進(動悸)、血圧上昇、血糖値上昇を招きやすい
・メチルエフェドリン塩酸塩、メチルエフェドリンサッカリン塩は、中枢神経系に対する作用が強く、依存性がある

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2022.01.12 05:00 | 医薬品 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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