鎮咳去痰薬
2.鎮咳去痰薬
2)気管支拡張成分
キサンチン系成分
・自律神経系を介さずに気管支の平滑筋に直接作用して弛緩させ、気管支を拡張する
・ジプロフィリン
キサンチン系成分の使用上の注意事項
・甲状腺機能障害、てんかんの診断を受けた人は、中枢神経系の興奮作用により、症状の悪化を招くおそれがあるため、使用する前に医師などに相談する
・心臓刺激作用を示すため、副作用として動悸を生じる
3)去痰作用
・痰の切れを良くする
気道粘膜からの粘液の分泌を促進する
・グアイフェネシン、グアヤコールスルホン酸カリウム、クレゾールスルホン酸カリウム
痰の中の粘性タンパク質を溶解、低分子化して粘性を減少させる
・エチルシステイン塩酸塩、メチルシステイン塩酸塩、カルボシステイン
粘液成分の含量比を調整して痰の切れを良くする
・カルボシステイン
分泌促進作用、溶解低分子化作用、腺毛運動促進作用を示す
・ブロムヘキシン塩酸塩
4)抗炎症成分
・気道の炎症を和らげる
・トラネキサム酸、グリチルリチン酸二カリウム
・同じ成分の生薬作用:カンゾウ(甘草)
5)殺菌消毒成分
・口腔内および咽頭内において局所的に作用し、口腔咽頭薬の目的を兼ねたトローチ剤、ドロップ剤に配合される
・セチルピリジニウム塩化物
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