
口腔咽喉薬
1.口腔咽喉薬とは
・口腔内または咽頭部の粘膜に局所的に作用し、それらの部位の炎症による痛み、腫れなどの症状を緩和する
・トローチ剤やドロップ剤のほか、口腔内に噴霧または塗布して使用する(外用液剤)
・口腔および咽頭の殺菌消毒などを目的とし殺菌消毒成分が配合されたものもある
・口腔咽喉薬に鎮咳成分、気管支拡張成分、去痰成分は配合されておらず、これらの成分が配合された場合には、鎮咳去痰薬に分類される
含嗽薬
・含嗽薬(うがい薬)は、口腔および咽頭の殺菌、消毒、洗浄、口臭の除去などを目的として用時水に希釈または溶解してうがいに用いる、または患部に塗布した後、水でうがいする外用液剤である
医薬部外品
・胸部や喉に適用し、有効成分が揮散して吸入されることにより、かぜに伴う諸症状の緩和を目的とする外用剤(塗り薬、貼り薬)がある
・これらは医薬品ではなく、医薬部外品として扱われる
口腔咽喉薬、咳嗽薬の使用上の注意
・トローチ剤やドロップ剤は、噛み砕いて飲み込んでしまうと効果は期待できない
・噴射式の液剤は、気管支や肺に入らないよう、軽く息を吐いたり、声を出したりしながら噴射する
・水で用時希釈して使用する含嗽薬は、調製した濃度が濃すぎても薄すぎても効果は十分に得られない
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