胃薬(4)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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胃薬

2.胃薬の成分
4)利胆成分
・胆汁の分泌を促して(利胆作用)、消化を助ける
成分名
・胆汁末、ユウタン(熊胆)、動物胆、ウルソデオキシコール酸、デヒドロコール酸
利胆成分の使用上の注意
・利胆成分には肝臓の働きを高める作用もあるとされるが、肝臓病の診断を受けた人ではかえって症状が悪化するため、使用前に医師などに相談する
5)胃粘膜保護、修復成分
・胃粘液の分泌を促す、胃粘膜を覆って胃液による消化から保護する、荒れた胃粘膜の修復を促すなどの作用が期待できる
成分名
・アズレンスルホン酸ナトリウム(水溶性アズレン)、アルジオキサ、スクラルファート、ゲファルナート、ソファルコン、テプレノン、セトラキサート塩酸塩、トロキシピド、銅クロロフィリンカリウム、銅クロロフィリンナトリウム、メチルメチオニンスルホニウムクロライド
同じ作用の生薬成分
・アカメガシワ(赤芽槲)
胃粘膜保護、修復成分の使用上の注意
・アルジオキサ、スクラフラートは、アルミニウムを含む成分であるため、透析を受けている人は使用してはならない
・透析治療を受けていない人であっても、アルジオキサ、スクラファートを長期連用してはならない
・腎臓病の診断を受けた人は、アルミニウムが体内に貯留しやすいため、アルジオキサ、スクラルファートを使用する前に医師などに相談する
・肝臓病の診断を受けた人は、まれに重篤な副作用として肝機能障害を生じるため、ソファルコン、テプレノンを使用する前に医師などに相談する
・テブレノンによる副作用として、腹部膨満感、吐き気、腹痛、頭痛、皮下出血、便秘、下痢、口渇を生じる

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2022.01.20 08:09 | 医薬品 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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