胃薬(5)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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胃薬

2.胃薬の成分
6)抗炎症成分
・胃粘膜の炎症を和らげる
成分名
・グリチルリチン酸二カリウム、グリチルリチン酸ナトリウム、グリチルリチン酸モノアンモニウム
同じ作用の生薬成分
・カンゾウ(甘草)
7)消泡成分
・消化管内容物中に発生した気泡の分離を促す
成分名
・ジメチルポリシロキサン(ジメチコン)
8)胃液分泌抑制成分
・副交感神経の伝達物質であるアセチルコリンの働きを抑制し、過剰な胃液の分泌を抑える
成分名
・ロートエキス、ピレンゼピン塩酸塩
胃液分泌抑制成分の使用上の注意
・胃腸鎮痛痙攣薬、乗物酔い防止薬は、アセチルコリンの働きを抑える成分が重複するので、併用を避ける必要がある
・排尿困難の症状がある人、緑内障の診断を受けた人は、その症状が悪化することがあるため、使用する前に医師などに相談する
・ピレンゼピン塩酸塩は、消化管の運動にはほとんど影響を与えず、胃液の分泌を抑える
・消化管以外では一時的な抗コリン作用のため、ピレンゼピン塩酸塩により副作用として、排尿困難、動悸、目のかすみを生じる
・目のかすみ、異常な眩しさを生じるため、ピレンゼピン塩酸塩の服用後は、乗物類の運転操作をしてはならない
・ピレンゼピン塩酸塩により、重篤な副作用として、アナフィラキシーを生じる

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2022.01.21 05:01 | 医薬品 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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