
腸薬
2.腸薬の成分
2)止瀉成分
収斂成分の使用上の注意
・胃、十二指腸潰瘍の診断を受けた人は、損傷した粘膜からビスマスの吸収が高まって精神神経症状を生じるため、ビスマスを含む成分を使用する前に医師などに相談する
・ビスマスの一部は、血液-胎盤関門を通過して胎児に到達するので、妊婦はビスマスを含む成分の使用を避ける
・タンニン酸アルブミンは、重篤な副作用としてショックアナフィラキシーを生じる
・タンニン酸アルブミンに含まれるアルブミンはカゼイン(牛乳タンパク質の一つ)から精製された成分であるため、牛乳アレルギーの人は、タンニン酸アルブミンを使用してはならない
ロペラミド塩酸塩
・食べ過ぎ、飲み過ぎによる下痢、寝冷えによる下痢の症状に用いられる
ロペラミド塩酸塩の使用上の注意
・食あたり、水あたりによる下痢は適用対象でない
・発熱を伴う下痢、血便、粘液便の続く人は、症状の悪化や治療期間の延長を招くため、使用する前に医師などに相談する
・乳幼児が過量摂取した場合、中枢神経障害、呼吸抑制、腸管壊死に至る麻痺性イレウスを起こしたとの報告が海外であるため、小児に使用してはならない
・使用は短期間にとどめ、2~3日間試用しても症状の改善がみられない場合は、医療機関を受診する
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