腸薬(4)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。


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腸薬

2.腸薬の成分
2)止瀉成分
ロペラミド塩酸塩の使用上の注意
・腸管の運動を低下させる作用を示すため、胃腸鎮痛鎮痙薬と併用してはならない
・効き目が強すぎて便秘、イレウス用症状を生じるため、便秘を避けなければならない肛門疾患がある人は使用してはならない
・重篤な副作用として、ショックアナフィラキシー、皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死融解症を生じる
・中枢神経系を抑制する作用があり、めまい、眠気を生じるため、服用後は乗物類の運転操作をしてはならない
・中枢抑制作用が増強するため、服用時は飲酒をしてはならない
・授乳中の人は、成分の一部が乳汁中に移行するため、使用する前に医師などに相談する
腸内殺菌成分
・細菌感染による下痢の症状を鎮める
・腸内殺菌成分は、通常の腸内細菌に対しても抗菌作用を示すが、原因細菌(ブドウ球菌、大腸菌)に対する抗菌作用の方が優位であるため、結果的に腸内細菌のバランスを正常に近づけると考えられている
成分名
・ベルベリン塩化物、タンニン酸ベルベリン、アクリノール、木クレオソート
同じ作用の生薬成分
・オウバク(黄柏)、オウレン(黄連)
吸着成分
・腸管内の異常発酵などにより生じた有害な物質を吸着させる
成分名
・炭酸カルシウム、沈降炭酸カルシウム、乳酸カルシウム、リン酸水素カルシウム

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2022.01.25 05:01 | 医薬品 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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