胃痛鎮痛鎮痙薬(1)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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胃痛鎮痛鎮痙薬

1.胃痛鎮痛鎮痙薬の成分
1)抗コリン成分
・胃液分泌や消化管運動は、副交感神経系の刺激により亢進するが、急な胃腸の痛みは、主に胃腸の過剰な動きによって生じる
・抗コリン成分は、胃痛、腹痛、さしこみを鎮めることのほか、胃酸過多や胸やけに対する効果も期待できる
成分名
・メチルベナクジウム臭化物、ブチルスコポラミン臭化物、メチルオクタトロピン臭化物、ジサイクロミン塩酸塩、オキシフェンサイクリミン塩酸塩、チキジウム臭化物
同じ作用の生薬成分
・ロートエキス
抗コリン成分の使用上の注意
・抗コリン成分の作用は、消化管に限定されないため、目のかすみや異常な眩しさ、顏のほてり、頭痛、眠気、口渇、便秘、排尿困難などの副作用を生じる
・目のかすみ、異常な眩しさを生じるため、服用後は、乗物類の運転操作をしてはならない
・排尿困難の症状がある人、心臓病または緑内障の診断を受けた人は、その症状が悪化すため、使用する前に医師などに相談する
・高齢者は、緑内障の悪化を招き、排尿困難、口渇、便秘の副作用が現れやすいため、使用する前に医師などに相談する
・プチルスコポラミン臭化物は、まれに重篤な副作用をして、ショックアナフィラキシーを生じる
・授乳中の人は、メチルオクタトリピン臭化物の一部が乳汁中に移行するため、使用する前に医師などに相談する

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2022.01.28 05:00 | 医薬品 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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