
胃痛鎮痛鎮痙薬
1.胃痛鎮痛鎮痙薬の成分
2)パパベリン塩酸塩
・消化管の平滑筋に直接働き、胃腸のけいれんを鎮める
・胃液分泌を抑える作用はない
パパベリン塩酸塩の使用上の注意
・自律神経系を介した作用ではないが、眼圧上昇を生じる
・緑内障の診断を受けた人は、その症状が悪化するため、使用する前に医師などに相談する
3)局所麻酔成分
・消化管の粘膜および平滑筋への麻酔作用による鎮痛鎮痙の効果が期待できる
・オキセサゼインは、胃液分泌を抑える作用も期待できる
成分名
・アミノ安息香酸エチル、オキセサゼイン
局所麻酔成分の使用上の注意
・痛みを感じにくくなり、重大な消化器疾患などを見過ごすおそれがあるため、長期連用は避ける
・アミノ安息香酸エチルは、メトヘモグロビ血症を生じるおしれがあるため、6歳未満の小児に使用してはならない
・オキサセゼインは、安全性が確立されていないため、妊婦などや、15歳未満の小児に使用してはならない
・オキサセゼインは、精神神経系の副作用として、頭痛、眠気、めまい、脱力感を生じる
4)鎮痛鎮痙作用がある生薬成分
成分名
・エンゴサク(延胡索)、シャクヤク(芍薬)
2.相互作用
胃腸鎮痛鎮痙薬の相互作用
・複数の胃腸鎮痛鎮痙薬を併用した場合、泌尿器系、循環器系、精神神経系の副作用が現れやすくなる
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